Metamorphose

キレイな未来 過度な期待 抱いていたい? 間違いない!!

ブログ開設記念 所謂じぶん語り

2週間前 ノリと勢いだけでTwitterでジャニーズ用アカウントを作ってしまった。何かに熱中すると止まらなくなる性格であることは自覚しているのだけれど、例によって今回も完全に暴走モードに突入してしまい、この熱をどこかに残しておきたいと思い、またしてもノリと勢いでこのはてなブログを開設した。


さて、今回は記念すべき第一回目である。
ノリと勢いで作ったわりに、こういう第一回とかは大切にしたい、新しいノートも1ページめだけやたら丁寧に書くタイプであるため、まずは順を追って、自分がなぜ今こんなにも暴走モードであるかを整理してみることから始めようと思う。


先にも書いたが、自分は何か気になることができたら気の済むまで調べまくるという所謂オタク気質である。大抵は気が済めば終わるようなことばかりなので生活に支障がでるということは少ないが、ごく稀に、それはもう自分でも引くほどに沼にハマる。

覚えているものだと、中学入学後すぐにかの有名な、額に傷のある魔法使いの物語にハマったのが最初の暴走。最終巻である死の秘宝が発売されるかされないかの頃だったのだが、図書館でふと読んでみたら止まらなくなった。ブックオフで全巻そろえ、原書も全巻買ってもらったがこれは途中で挫折した。熟読に熟読を重ね、金曜ロードショーを見ながら登場人物といっしょに呪文を言い、原作からカットされている部分のネタバレを自慢気に話していたため、家族からは1人で見てろと怒られた。暴走モード全開である。


中学時代も後半戦になると、体は子供 頭脳は大人 な名探偵の沼にハマった。それまで普通に見ていたのに、友達と映画を観に行った日を境にネットでWikipediaを開き、話の伏線から今後の展開予想や黒幕の正体などを読みあさり、テスト期間の部活のない日はここぞとばかりにYouTubeで過去の放送でみていないものをあさった。今振り返ってもこの時点でかなり異常。成績が落ちないように親が帰ったあとから夜中遅くまで勉強していたため、テスト期間はYouTubeを観ている時間の分寝不足。既に生活に支障レベル。ここでネットを使ったオタク活動を覚えた。


高校入学後はAAAにハマる。最初はパフォーマンスに惹かれていただけだったのが、ファンクラブに入り、本人たちのブログを読んだり、インタビューなどで話しているのを見ているうちに考え方に惹かれ始める。物事の捉え方や、緻密だが熱のあふれる行動力に、好きというより尊敬の意味で崇拝するほど心酔していた。ここで初めて生身の人間にハマる。現実に生きている彼らを応援したい、好きなことを好きなだけできる環境にいかせてあげたい。AAAについて語らせたらたぶん半日潰せる自信はある。
しかし、今年10周年を迎える彼らに対して以前ほどの熱量で見ていることができなくなってしまった。理由はここ最近の各自のソロ活動の増加に伴うメンバー間の考え方や仕事への思いに差があるように感じてしまったこと、それ故に今後の彼らの活動がどこを向いているのか不安に思えてならなくなってしまったことである。Twitter上で先日起こった騒動にも幻滅してしまい、これまでは多少のしこりも無視できていたのに、あんなに好きだった彼らに幻滅している自分にも幻滅した。このままでは負の感情しか生まれないと思い、これまで近すぎた彼らを距離をおいて見守ることに決めた。うん、すれ違いぎみのカップルかよ。

そういうわけで荒んでいたところ、なんとなくキスマイにハマり始める。美咲ナンバーワン美男ですねは放送当時既にキスマイのライブに行っていた友達の影響で数回見た。しかし当時AAAに心酔していた自分には響くものが全くなく、むしろAAAをはじめとする口パクをしない日本のパフォーマーに目に見えぬ圧力で音楽番組に出させないようにしているジャニーズを毛嫌いしていたものだ。まぁこれはキスマイを好きになった今でもジャニーズ事務所を全面的に好きになれない理由の1つ。畑が違うのだから、閉鎖的にならずにもっとどうにかできないものですかね。ちょっと書かずにはいられなかったので、不快に思われたらすみません。

話がそれてしまった。キスマイにハマり始めた話だった。ここからがやっと本編だね。前置き長すぎた。

深夜番組を見始めた頃、キスマイがかなり出ていた。キスブサにはじまり、図書館、キス濱、キスマイフェイクと週に三日もある。バラエティーに染まりきれていないのに奮闘しているキスマイは観ていてとても面白かったがこの段階ではテレビの中のタレントとしてお気に入りという程度だった。

しかしいとも簡単に転機は訪れる。
キスブサのお弁当の回だった。
夜中に声を上げて笑ってしまった。今でもあの回はキスブサ史において外せない神回だと思っているが、ツボにハマりすぎてしまい、録画していなかったために動画サイトで探して何度も見た。

そうしているうちに動画サイトで過去のキスラジやデビュー前の少年倶楽部のキスマイを見始めたことで、沼にハマり始める。
ちょうどAAAの方向性に疑問を抱くようになってしまった時期であり、自分たちのキャラクターで勝負しているキスマイはものすごくアイドルに見えた。ガツガツとして、一丸となって進むキスマイに対して、嫉妬のような羨ましさを感じた。
そしていよいよAAAと距離をおくことを決めることになり、本格的にキスマイの勉強を始めた。と言っても裸の時代を買い、動画サイトをあさり、キスマイの誰かが出る番組をチェックし、キスマイ好きな方のブログやTwitterを読みあさるだけだが。

7人それぞれがまだ完成されていない危なっかしさを持っていて、一生懸命で、かわいげがあって、人間らしい。この人たちについていったら楽しそうだと思わせてくれる何かを持っている。人を惹きつけて離さない、癖になるしつこさがある。
まだまだ彼らについて分からないことだらけではあるが、もっと知りたい。例え知りたくないことまで知ったとしても、彼らのことなら受け入れられる気がする。


私はAAAに完成品を求めすぎてしまっていたのかもしれない。中途半端に見えてしまった彼らを受け入れることができなかった。今後しばらくは静かに見守っていこうと思う。



というわけで、思っていた以上に長くなってしまったが、以上がわたしがキスマイ沼にハマった経緯である。今後はファンクラブに入るタイミングを慎重に見極めることが1つのポイントであるかな。